(先ほどの投稿の画像がうまく表示されないようなので再掲します) [241](20/n)(メルセンヌ続き) 6→7番だけでなく、7→8番の音程も通常であれば小全音(10/9)にあたる位置ですが、 メルセンヌの表ではこれも大全音(9/8)で処理されています。 このようにして、 ・シントニック・コンマの調整 ・各音の比率と構造の整合性 を、メルセンヌは独自の数値操作によって達成しています。 ですが、実際にセルパンを吹く演奏者としては、こうした理論値よりも、 「そもそも楽器をコントロールするほうが大変!」 というのが実感だったり。 さて、次回からは、メルセンヌが語る奏法的な特徴について読んでいきましょう。
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