【時代遅れの法律】時代が急速に変化するので、法律が追い付かないのは、日本のような民主主義国家ではある程度仕方ないのかもしれない。しかし、弁護士をやってきてどうもこれはどうなのかな?という法律(あるいは法解釈)がある。労働法(特に解雇法制)と、借地借家法だ。この2つはいずれも一方当事者を極端な弱者と捉えて強力に保護しているが、現在の法律や法解釈が固まってから何十年も経ち、社会情勢は制定当時と変わり果てているのに裁判所では通用しない。いきおい、現場での案件処理に理不尽さに歯ぎしりしながら依頼者を無理やり説得せざるをえないことが多い。
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